ロータスF1チームを買収して2016年からフルワークス体制でF1参戦を行うルノーが、着々と移行プロセスを進めている。新生ルノーがどのようなチーム名でF1を戦うかはまだ明らかになっていないが、ロータスはSNSでエンストンにあるファクトリーからロータスという名前が入った看板が撤去されている動画を投稿している。
ルノーは、ロータスF1チームの買収を発表した際、暫定的にルノー・スポール会長ジェローム・ストールがチェアマンに、シリル・アビテブールがマネージングディレクターに就任することを発表しているが、彼らに加えて、もう1人のシニアメンバーが指名されることになると RTBF が報じている。報道によると、ティエリー・コニェという人物がルノーワークスチームのディレクターとして迎え入れられることになったという。パリ在住のティエリー・コニェは、ルノーの財務担当ディレクターを務めるという。一方、投資会社ジェニー・キャピタルの共同オーナーであり、ロータスのチーム代表も兼任していたジェラルド・ロペスは、今後も新チームの10%の株式を所有する共同オーナーとして残ることになると言われている。だが、これまでロータスの共同オーナーに名前を連ねていたエリック・ルクスとアンドリュー・ルーアンはチーム運営からすでに身を引いたようだ。ルノーでは、2月にパリで行われるイベントで新ワークスチームの体制などの詳細を発表するとしている。
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