ルノーが、フォース・インディアのチーム株式を買収する可能性を調査するために会談を開いたと AUTOSPORT が報じている。ルノーは、2016年末で終了するレッドブルとトロ・ロッソとのエンジン供給契約を越えたF1での長期的なオプションを評価している。ルノーには、エンジンサプライヤーを継続する、完全なフルワークスとして復帰する、そして、F1を完全に撤退するという3つの選択肢がある。
フォース・インディアのチーム代表ビジェイ・マリヤは、土曜日の夜にベルギーで、ルノーのアンバサダーであり、コンサルタントを務めるアラン・プロストと会っていた。「昨日、彼らの側から私の最新情報についての話し合いがあった。実際、何も決定はしていない。彼らからルノーの取締役についての提案はなかった」とビジェイ・マリヤはコメント。「次に、彼は私が株式保有についてどのように感じているかを知りたがっていた。我々に少数派になることを検討する気があるかね」「エンジン供給についてはまったく話していない」「我々は、潜在的にコンストラクターになることについての彼らの関心について話をした。彼らは複数のチームと話をしているし、私のビジョン、そして、何が可能で何が不可能かについて話をした」「彼らは私に『多数株式を手放す準備をできますか?』と聞いてきた。私がノーといったら、会話は終了していただろう」「潜在的なオファーを考慮し、私は検討しなければならないと言った。次に、私は少数保護権をどのように提供できるかについて尋ねた」「テーブルに取引はなかった。彼らは計画を決定していない。非常に予備的なものだ」現在、フォース・インディアの保有株式は、ビジェイ・マリヤ、サハラ・グループ、モル家の3者が保有している。ビジェイ・マリヤは、取締役に提案しなければならないが、彼らは自身の推薦に従うと確信している。「私には、3者全てを代弁できる委任がある。しかし、取引がテーブルにあれば、私はそれを取締役と協議しなければならない」「彼らが私の推薦に従うと確信しているが、我々は民主的な組織であり、きちんと管理され、特定のレベルのものは取締役で決定されなければならない」ビジェイ・マリヤは、ルノーが、最有力候補とされるロータスを含め、いくつかのチームと交渉していることが、何も確定はしていないとアラン・プロストから伝えられたと述べた。
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