ロマン・グロージャンは、2009年もGP2シリーズで戦うことになりそうだ。ロマン・グロージャンは、2008年は初開催となったGP2アジアシリーズでチャンピオンに輝き、GP2シリーズを4位で終えた。フランス人ドライバーである22歳のグロージャンは、2009年、ネルソン・ピケJr.の後任として、F1でデビューが噂されていた。ブリアトーレは、フェルナンド・アロンソが2009年もルノーに残留したことで、ルノーのようなチームがグロージャンのような「新人ドライバーを実験」する可能性は高いと語っていた。
しかし、ルノーのチーム代表であるフラビオ・ブリアトーレは、今年ルノーのテスト・ドライバーを務めたグロージャンについて、GP2のシングルシーターで「あまりに多くのミスを犯し」、2009年にF1デビューするには「若すぎる」という最終的な結論に達したと語る。それでも、ブリアトーレは、フェルナンド・アロンソ、ヘイキ・コバライネン、ネルソン・ピケJr.のように、ロマン・グロージャン、ルーカス・ディ・グラッシなどを自らの手でスターを育てるという方針に自信を持っている。「本当に優れたドライバーと勝ちたいなら、我々がフェルナンドを、マクラーレンがハミルトンを育てたように、チーム内で独自のドライバーを育てる必要がある。」