ルノーはヘレスで2008年冬季テストプログラムを再開した。この日は、ネルソン・ピケJr.がR27を駆り、ルノーのレースドライバーとして初めての作業にあたった。ウエットコンディションにより、作業は妨げられたが、ピケJr.はマシンの挙動を改善すべくセットアップを行った。加えて、新エレクトロニック規定へのさらなる理解を高めるために、エンジンのマッピング作業行った。
作業を終えたピケJr.は冬休みを終えて、コックピットに戻ってきたことに満足した様子だった。この日、合計で182kmとなる41周を走ったピケJr.は全体の9番手タイムをマークした。ネルソン・ピケJr.「もう多く、クルマに乗る機会が欲しかった。今朝のコンディションはウエットタイヤとドライタイヤのどちらにでも理想的ではなくので、天候が回復するのを待たなくてはならなかった。今年、トラックに戻ってこれて、準備に取り掛かれたことには満足している。やるべきことはたくさんあるし、たくさんのハードな作業が待っている。そのためにここにいる。」クリスチャン・シルク (テストチーフエンジニア)「チームとして良い1日だった。ここから数週間のプログラムは、チームはとても忙しくなるだろ。しかし、新車の到着に向けて準備が必要だ。今日はレースドライバーとして初めてネルソンが走行を担当したが、今朝のウエットコンディションによって、走行が制限されてしまった。しかし、1日を通して状態は改善し、彼は予定していたプログラムを完了するためによく働いた。残りの2日のテストに向けて、良い基本となった」
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