F1エンジン供給元のルノーは、2013年にF1に導入される新しいV6ターボエンジンに70%の労力を費やしている。現在の自然吸気8気筒エンジンを搭載したマシンでのチャンピオンシップは、今年、そして来年が最後となる。「我々は現在、新しいエンジンに70%取り組んでいる」とルノー・スポールF1のジャン・フランソワ・コーベは Bild にコメント。
「来年はそれが100%になる」ルノーは、レッドブル、ロータス、ウィリアムズ、ケータハムにエンジンを供給している。報道では、ルノーの1.6リッター V6エンジンの開発コストは5000万ユーロ(約54億円)と見積もられており、その大部分はKERSのコストとなっている。「KERSは、新しいエンジンで不可欠な部分だ」とジャン・フランソワ・コーベはコメント。「2014年、我々はレッドブルにエンジンだけでなく、完全なパワートレインも供給する」