レッドブル・レーシングは2018年F1マシン『RB14』のシェイクダウンを19日(月)にシルバーストン・サーキットで実施。ダニエル・リカルドがRB14の初走行を担当した。レッドブル・レーシングは19日(月)、2018年F1マシン『RB14』を公開。ネイビーとブルーのデジタルカモフラージュの特別カラーが施されたF1マシンは大きな反響を呼んでいる。
発表後、レッドブルはフィルミングデーを利用してシルバーストン・サーキットで早速RB14のシェイクダウンを実施。生憎の雨となったが、26日(月)からスペイン・バルセロナのカタロニア・サーキットでスタートするプレシーズンテストに備えて新車のチェックを実施した。例年、レッドブルはマシンの開発期間を最大限に設けるためにギリギリまで新車の製造を遅らせてきたが、昨年はプレシーズンテストでルノーのF1パワーユニットに信頼性トラブルが発生して満足に走行できず、シーズン開幕後は風洞とトラック上のデータの相関関係に問題を抱え、シーズン後半に巻き返したものの、タイトル争いに絡むことができなかった。レッドブルのヘルムート・マルコは、新車開発のアプローチを変えた理由について「我々は常にシーズン後半にスピードを上げていてきたし、分析結果は我々がいつもクルマを完成させるのが遅すぎることを示していた。最後の14日間で100分の数秒を見い出しても意味はない。シーズンにむけて準備が整っていることの方が重要だ」と語っている。RB14と同じ特別なカラーリングが施されたレーシングスーツで新車での走行を終えたダニエル・リカルドは「今日は1回限りの特別カラーの新車RB14で走行して全てをほぐした。休みがあまりに長かったので、ヘルメットをかぶって楽しむことができたよ」と述べた。レッドブル RB14 シェイクダウン 画像ギャラリー
全文を読む