レッドブルは、次戦イタリアGPには“ダメージ・リミテーション”モードで挑むと認める。先週末のベルギーGPでハミルトンの優勝によりライバルのマクラーレンが表彰台のトップを取り戻した。レッドブルは、RB6がロングストレートに向いていないことを認めており、イタリアGPではマクラーレンとフェラーリがリードすると考えている。
しかし、レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、タイトルに向けてモンツァでそれほど多くを失わないように戦えると考えている。「ハンガリーは我々のマシンの強さを発揮できたサーキットだった。ストレートがなく、コーナーがたくさんある」「スパは、コーナーが多くなく、非常に長いストレートセクターがあった」「シンガポールは我々に適しているだろうし、日本もそうだ。韓国も問題ないだろう。スパとモンツァはマクラーレンのテリトリーだとわかっているし、ベルギーでマークがしたようにダメージを最小限に抑えなければならない。2位を獲得できたことは我々にとって非常に大きな結果だった」クリスチャン・ホーナーは、RB6にスペインやモナコ、ハンガリーのような圧倒的な強さを予想してはいないが、モンツァでも表彰台争いに絡めると考えている。「モンツァは確実にタフな週末になるだろう。しかし、我々は今年、モントリオールやバレンシアで予想以上のパフォーマンスをしてきた。マークがジェンソンを周回遅れにしたハンガリーのようなマクラーレンが良くなかったトラックと比較しても、我々に合っていないスパのようなトラックで我々はなんとか2位を獲得することができた。我々が成し遂げたことは非常に励みになっている」「モンツァはおそらく我々が今年最も苦手なトラックだと思う。雨が少し降れば素晴らしいかもしれない。そこからは我々のマシンにより適したサーキットに戻る」