レッドブルの新しいフロントウイングは、フォース・インディアが先駆けたコンセプトを採用している。イギリスGPでレッドブルは新しいフロントウイングを2つ持ち込んだが、午前中のプラクティスでセバスチャン・ベッテルが装着していたひとつが故障。予選直前にマーク・ウェバーのRB6から外されてベッテルに与えられたことで論争を巻き起こしている。新しいフロントウイングとマーク・ウェバーが予選とレースで装着した古いフロントウイングの違いは、カメラマウントの位置で識別できる。
今年、大部分のクルマがノーズの両サイドにカメラを装着しているが、新しいレッドブルのフロントウイングは、メインのフロントウイングエレメントの後ろ側、ちょうとノーズ下のウイングマウント部分の間に取り付けられている。この手法は、フォース・インディアとってきたものだが、 Autosprint によると、レッドブルはチーム独自のコンセプトだと主張しているという。レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、新しいフロントウイングが必ずしも速いというわけではなく、「新しい方向性」を提供するものだと主張している。
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