レッドブルF1のアドバイザーであるヘルムート・マルコは、角田裕毅の日本GPでのパフォーマンスを賞賛し、レースウィナーのマックス・フェルスタッペンと「同等」だったと述べた。角田裕毅は10位でフィニッシュし、2022年と2023年の2度にわたってトップ10圏外に沈んでいた鈴鹿サーキットでの母国グランプリで初めてポイントを獲得した。角田裕毅にとってはオーストラリアGPで7位入賞に続き、2戦連続のポイント獲得となった。
オープニングラップでチームメイトのダニエル・リカルドがアレックス・アルボンとレース終了となる接触に巻き込まれ、赤旗が出てスタンディングリスタートとなった後、角田裕毅はRBが日本でポイント獲得する唯一の望みだった。「裕毅は2回目のスタートでセンセーショナルにうまく逃げ切った」とマルコはSpeedweekのコラムで振り返った。「彼のオーバーテイクは“ショー・オブ・ザ・デイ”だった。ファンも大喜びだった」「彼の週末はマックスや(フェルナンド)アロンソらと肩を並べるものだった。ホームレースというプレッシャーの中で、彼は完璧なパフォーマンスを見せた」ペレスを称賛マルコはまた、チームメイトのフェルスタッペンに次ぐ今季3度目の2位表彰台を獲得したセルジオ・ペレスにも賛辞を送った。昨年はチーム内での将来を疑問視する声もあったが、今季は好調なスタートを切っている。マルコは、現在レッドブルで4シーズン目を迎えているペレスがこれまでで最も好調なシーズンを送っているとコメントした。「チェコも非常に堅実だった」とマルコは語った。「彼はピットストップで不運に見舞われたが、130Rコーナーでのハミルトンに対する素晴らしい作戦で試合に復帰した」「彼は間違いなく、これまでで我々との最高のシーズンを過ごしている」