レッドブルF1のアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、先週末のモンツァGPでのフェラーリの突然パフォーマンスの急上昇は長続きしないのではないかというフェルナンド・アロンソの疑念を支持した。「ここはフェラーリ・サーキットだ」と2014年まで5年間マラネロを本拠地とするチームでレースをしていたアロンソは、イタリアGPでのフェラーリの印象的なレース後に語った。
「何年もの間、彼らはそのレースのために新しいエンジンを入れたり、特別なことをしてきたけど、チャンピオンシップは22レースである」レッドブルF1のアドバイザーであるマルコもアロンソの意見に同意する。「フェラーリがモンツァに全力を尽くすだろうということは分かっていた」とマルコはServus TVに語った。「彼らは最大限のパワーを出し切り、最後の馬力を絞り出した」「だが、そのために後にエンジンが苦しむこともわかっていた。彼らとは違って、我々には万能のマシンがある。だから、タイトになることはわかっていたし、神経をすり減らすこともなかった」「だが、最初はフェラーリについていけなかったことにはやはり驚きました」と80歳のマルコは続けた。「マックス(フェルスタッペン)は、これまでとは異なる運転をし、戦略を変更し、ただ我慢しなければならなかった」「4~5年前のマックスには、あのような忍耐力はなかっただろう」