レッドブル・レーシングのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーが、2023年F1マイアミGPの予選を振り返った。快晴ながら風が強まるタフなコンディションの中で行われたマイアミGP予選は、Q3残り1分36秒でシャルル・ルクレール(フェラーリ)がクラッシュして赤旗が掲示され、そのままセッション終了となった。この結果、赤旗掲示時点でタイムシートのトップに立っていたセルジオ・ペレスがキャリア通算3回目・今シーズン2回目のポールポジションを獲得した。
ペレス側のガレージが歓喜に沸いた一方、Q3ファイナルランに勝負をかけていたマックス・フェルスタッペンにとっては最悪のタイミングでの赤旗となり、ノータイムのままセッション終了。マックスは9番グリッドからマイアミGP決勝を迎える「チェコのファーストラップは素晴らしかった。風が強まっていたので、数台のマシンが苦しんでいたが、チェコはパーフェクトにコントロールしてポール獲得に向けた重要な局面で結果を出してくれたので、大いに喜んでいる」「2回目のチャンスを得られなかったマックスにとってはフラストレーションが溜まる展開となったが、15番グリッドから優勝した経験がある彼のようなドライバーを優勝候補から外すことはできない。言うまでもなく、2台揃って上位に進出できなかったのは残念だが、明日はエキサイティングなレースになるはずなので楽しみにしている」
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