レッドブル・レーシングのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、2023年にフロリダ生まれのローガン・サージェントがレースデビューすることで、F1がアメリカ国内で人気を集めることはないと考えている。レッドブル・レーシングは、ニューヨークでの新車発表会でフォードとの提携を大々的に発表。姉妹チームのスクーデリア・アルファタウリも、ファッション ウィークに合わせてニューヨーク市内で 2023年の体制発表を行った。
しかし、レッドブルにはアメリカ人ドライバーはいない。2023年、F1グリッド上の唯一の米国生まれのスターは、22歳のローガン・サージェントであり、ウィリアムズ・レーシングでグリッド後方でF1デビューを果たす。「彼がそこにいるのは素晴らしいことだし、彼は才能のある若者だ」とクリスチャン・ホーナーはNew York Post紙に語った。「しかし、彼ができることには限界がある」「問題は、14位や15位でフィニッシュしたとしても、実際に人々の心を動かせないということだ。もし彼が競争力のあるクルマで上位を争っていたら、スペインのフェルナンド(アロンソ)やメキシコのチェコ(ペレス)に起きたような反応が見られるはずだ」「つまり、勝利とワールドチャンピオンシップのために戦うアメリカ人ドライバーが必要なんだ」「もし、アメリカ人のマックス・フェルスタッペンがいたらと想像してみるといい」「必要なのは、若くて才能があり、競争力のあるアメリカ人ドライバーなんだ」いずれにせよ、サージャントは今年、マイアミ、オースティン、ラスベガスという3つのホームグランプリでレースをするというユニークな経験をすることになる。「このタイミングは素晴らしいと思う」とローガン・サージェントは語った。「アメリカでのF1がピークに達していることがわかる。この軌道を考えると、正直なところ、止まることはないだろう」
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