レッドブルは、F1マレーシアGP予選でマーク・ウェバーが1番手、セバスチャン・ベッテルは3番手だった。マーク・ウェバー (1番手)「今日はトリッキーだった。Q1とQ2では、コースのあちらこちらに水が溜まっていて、クリアラップで完ぺきなパフォーマンスというのは難しかった。特にクルマによってペースが違っていたからね。インターミディエイトで走ったQ2のアタックは、スリーポイントターンでペドロ(デ・ラ・ロサ)を抜いたようなものだね。あれがぼくの最高のタイムだったので、もっとプッシュしなければならなかった」
「はどんどん変化していた。第1セッションですでに数名のビッグネームが脱落していたのは驚きだったが、微妙なタイミングに全てがかかっていたことが分かるだろう。ポールポジションはぼくのエンジニアのカイロンのおかげ。彼がQ3でインターミディエイトを装着することを決断した。ぼくが「コースを見てくれ、どう思う?」と言うと、彼が「やってみよう」と言ったんだ。場所によっては難しかったし、最終コーナーでは少しアクアプレーニング現象が起きたが、どうにかコースアウトせずに仕事をやり遂げることができた」セバスチャン・ベッテル (3番手)「今日はマークが良い仕事をした。Q3のスタートはとてもトリッキーだった。コースはびしょ濡れだった。レッドフラッグは正しい判断だったと思う。あれでは不可能だった。水が多すぎた。車体が低いから走るというよりは泳ぐみたいな感じだった。Q3ではエキストリームを装着したが、正しい判断だったと思う。でも、ほとんどの人が考えていたよりも早く水がなくなって、最終的にはマークのタイヤの方が有利だった。でも、3位はチームにとっては良いポジションだと思う。難しい予選だった。とにかく次のセッションに進んで、高いポジションでの予選通過を目指すことが重要だった。残念ながら、ファステストラップで危ない瞬間が数回あった。ぼくとニコ(ロズベルグ)の差は0.1秒ぐらいだったと思うが、思い返すと、それほど差は大きくなかった。今日の3位には満足しても良いと思うし、明日にも可能性は残っている」クリスチャン・ホーナー「非常にトリッキーな予選だった。間違えを犯す可能性が高かったが、ドライバーたちも、彼らのエンジニアたちも、クルーたちも冷静だった。Q3の最終アタックの戦略を別にしたのは大きなリスクがあったが、正しい判断だった。インターミディエイト・タイヤのチャンスは1周だけだったが、マークはそれを最大限に活かすことができた。1位と3位は最高のポジションだ」ファブリス・ロム(ルノー)「最高のポールポジションだ。ウェットコンディションの非常に難しい予選だったが、マークは良いタイヤ選択をして、素晴らしいドライビングスキルでポールポジションを勝ち取った。昨日はエンジンブローがあったが、そんな問題も今日の結果が帳消しにしてくれた。彼が立ち直ってポールポジションを獲得したことを嬉しく思う。セバスチャンは3位だった。チームとしては良い予選結果だ。明日のレースの作業に集中したいと思う」関連:F1マレーシアGP 予選:マーク・ウェバーがポールポジション
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