レッドブルにブレーキを提供しているブレンボは、オーストラリアGPでのセバスチャン・ベッテルのリタイアがブレーキの故障が原因であるとの報道を否定した。ベッテルは、オーストラリアGPでトップを快走していたが、26周目に左フロントホイールにトラブルが発生し、レースをリタイアした。ブレンボは30日に声明を発表。ベッテルのマシンの故障はブレーキとは無関係であると説明した。
ブレンボは、レッドブルが左フロントアスクルとホイールとの間のトルクが失われたことを認めたと述べている。「オーストラリアGPにおけるレッドブル・レーシングのドライバー、セバスチャン・ベッテルのリタイヤに関して、彼のターン13でのコースアウトは、一部報道で伝えられたような、ブレンボの提供するブレーキシステムによるものではないことをお伝えする」「レッドブル・レーシングは、セバスチャン・ベッテルが、左フロントアスクルとホイールとの間のトルクが失われたため、オーストラリアGPをリタイヤしたと認めている」「レース後の調査で、その他の原因およびピットストップ時にホイールナットが適切に締められていなかったことが原因であることが明らかにされた」「チームは現在、マレーシアGPで実施できるいくつかの解決策を検討していると伝えてきた」
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