レッドブル・レーシングのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、チームはRB18の開発に“非常に良い方向性”を持っていると考えており、現在のポジションには勇気づけられていると語る。レッドブル・レーシングは、第2戦サウジアラビアGPでポールポジションと勝利を獲得したが、それ以外のグランプリで信頼性トラブルに見舞われて完走率は50%と低く、コンストラクターズチャンピオンシップで3位に沈んでいる。
加えて、レッドブル・レーシングは、バーレーンとオーストラリアでは、フェラーリに次ぐ2番目に速いパッケージであり、特にメルボルンでのフェラーリとのギャップは大きかった。「彼らは我々よりもずっと早くにこのプロジェクトを始めたと思う」とクリスチャン・ホーナーはフェラーリについて語った。「ある程度、我々はキャッチアップを目指している。しかし、2番目に速いポジションからキャッチアップしているという事実は励みになる。我々は自分たちが抱えている問題のいくつかを理解し始めている」「それはすべて、この車の開発と進化の一部だと思う。タイヤと車の性能について詳しく知れば、開発の方向性がわかってくる」「最初の数レースで、シーズンの残りの期間、開発の流れに非常に良い方向性が得られた」クリスチャン・ホーナーは、来週末、F1エミリア・ロマーニャGPが開催されるイモラにはマイナーなパーツはRB18に導入されるが、F1スプリント予選の週末のため、大規模なアップグレードはないと付け加えた。「スプリントレースなので、それらのことを評価する時間はほとんどない」とクリスチャン・ホーナーは語った。「1つのセッションだけで、予選に臨むことになる」