レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、今季のアレクサンダー・アルボンの貢献を“アンサング・ヒーロー(影の英雄/縁の下の力持ち)”と称賛した。2020年までレッドブル・ホンダのレギュラードライバーを務めていたアレクサンダー・アルボンだが、今年はセルジオ・ペレスの加入でシートを失い、レッドブルのテスト兼リザーブドライバーの役割を果たした。
テストドライバーとして、レース週末にアレクサンダー・アルボンは、シミュレーター作業で貢献しており、F1モナコGPでの木曜日から土曜日にかけてのレッドブル・ホンダF1の復調に大きく貢献したことで称賛されていた。「アレックス(アルボン)は今シーズンのアンサング・ヒーローだ」とクリスチャン・ホーナーは語る。「彼は、金曜日の夜遅くにファクトリーの暗いシミュレータールームに籠ってレースドライバーをサポートし、彼らをアシストし、舞台裏で何時間も費やしてくれた。彼は信じられないほどの仕事をした」「彼はシーズン後半に、大きな進歩を遂げた角田裕毅のドライバーコーチも務めた。アレックスが去るのを見るのは悲しいだが、彼が来年のF1に出場できることを嬉しく思う。来シーズン、彼のことを応援する」アレクサンダー・アルボンは、2022年にウィリアムズF1でグリッドに復帰する。