レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーが、F1サウジアラビアGPの予選を振り返った。Q3予選終盤に3番手につけていたマックス・フェルスタッペンはトップ2を占めるメルセデス勢を上回り、ポールポジションに向けてアタックを開始。セクター2まで0.2秒以上、上回る速さを見せていた。
しかし、最終コーナーの出口で奥まで行き過ぎてしまい、壁と接触。最後のアタックラップを走り切ることができなかった。フェルスタッペンは決勝3番手からのスタートとなる。チームメイトのセルジオ・ペレスはQ3を5番手で終えた。「あの瞬間まではラップ・オブ・ザ・イヤーになりそうだった。本当に強力なラップだったし、彼は特別な何かを引き出していたので本当に残念だ。どれほど良いラップだったかはマックスも分かっているはずなので、フラストレーションを感じていることだろう」とクリスチャン・ホーナーはコメント。「だが、今は気持ちを切り替えなければならに。それでもまだ3番グリッドであり、良いスタートさえ決めれば、このレースではどんなことも起こり得る。残念ながら、これで我々はやや不利になってしまった。戻ってきたマシンのダメージがそれほど酷くないことを願おう」「市街地サーキットはどこでもグリッドポジションがとても重要だ。オーバーテイクは非常に難しいだろうし、戦略が鍵となる。そして、チェコ(ペレス)はレースで大きな役を果たすことになるかもしれない」
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