レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、残りのシーズンでさらなるPU交換ペナルティを受ける可能性は決して否定はできないと語る。マックス・フェルスタッペンは、F1ロシアGPで新しいパワーユニットを導入し、ライバルのルイス・ハミルトンも前戦F1トルコGPで新しいICE(内燃エンジン)を手に入れた。
その結果、二人ともグリッド降格ペナルティが適用され、それぞれのレースで後方グリッドからレースをスタートしている。マックス・フェルスタッペンは、残り6戦で新しいエンジンを手に入れており、同じ問題に再び直面することはないはずだ。クリスチャン・ホーナーも疑っているが、決してその可能性を除外してはいない。「通常の状況では、ソチで受けたペナルティでそれを行うことができるはずだと思う」とクリスチャン・ホーナーは語った。「それは我々のプールでまだ生きている3基のエンジンを与えてくれた。エンジンは1基だけではない。したがって、理論的には、シーズン終了に到達できるはずだ」「Never say never(ありえないなんてことはない)」メルセデスF1は、イスタンブール・パークで優位性を見せ、予選ではフロントローをロックアウトし、決勝ではバルテリ・ボッタスがレースを支配した。一方、レッドブル・ホンダは、マックス・フェルスタッペンはバルテリ・ボッタスに脅威を与えることなく2位でレースを終え、セルジオ・ペレスはルイス・ハミルトンとの攻防の末、3位表彰台を獲得している。その結果、メルセデスF1はコンストラクターズ選手権でリードを伸ばしたが、マックスフェルスタッペンはドライバーズ選手権でトップに返り咲き、6ポイントのリードを築いた。クリスチャン・ホーナーは、すべての考慮すれば、F1トルコGPのレースリザルトに満足していると語る。「ドライバーズとコンストラクターズの両方でポイントを獲得するために、金曜日に我々が少しウインドウから外れたとき、エンジニアリングチームは素晴らしい仕事をした」とクリスチャン・ホーナーは付け加えました。「間違いなく、今シーズンこれまでに見たなかでメルセデスの最強のサーキットだったので、2台のクルマを表彰台に上げて、ドライバーズチャンピオンシップでリードを取り戻せたので、我々にとってポジティブな日だった」