レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、ディートリッヒ・マテシッツとヘルムート・マルコがF1を辞めることを決定したときに後継者計画は実施されていないと述べた。レッドブルの二人の両巨頭は、F1参戦とチームの発展の鍵だったが、レッドブルの共同創設者であるディートリッヒ・マテシッツは77歳、モータースポーツアドバイザーのマルコは1年先輩であり、いずれ引退するときは来るかもしれない。
レッドブルはスポーツで2つのチームを運営し続けており、特にヘルムート・マルコは各チームのドライバーを決定し、パフォーマンス全体をフィードバックするという実践的な役割を果たし続けている。最近では、角田裕毅が「生意気」になりすぎたとしてイタリアへの転居を命じている。ディトリッヒ・マテシッツは週末のF1パドック周辺ではあまり存在感はないが、チームに大きな影響を与え続けている。レッドブルF1のチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、2022年というチームにとって忙しい時期が来るが、2人はすぐに引退する予定はないと語った。「いいえ、絶対にない」とクリスチャン・ホーナーは後継者計画を却下した。「二人とも良好な状態です。山の空気がいいんだと思う・・・トトが65歳だなんて信じられないだろう!」とメルセデスF1のチーム代表についても言及した。「彼らは良い状態にある。彼らはまだF1に大きな意欲を持っている。レッドブル・グループからF1に2つのグランプリチーム、オーストリアGP、そして、今年のシュタイアーマルクGP、そして、今や独自のエンジンを製造するために莫大な投資で示されているコミットメントを示している」「だが、それがレッドブルだ。不可能と思われることに挑戦し、独立したエンジンメーカーになる。ディートリッヒやヘルムートの意欲がなければ…そして、彼らがそのビジョンとF1への熱意を持っていることは素晴らしいことだ」また、クリスチャン・ホーナーは、80年代までスポーツを担当していた元F1最高責任者のバーニー・エクレストンの例を指摘。90歳の誕生日を過ぎた今でも、彼は自分の意見について声を上げている。これはF1では年齢が無関係であることが証明しているとクリスチャン・ホーナーは語る。「バーニーが90歳でもかなり活発であると聞いてうれしい。つまり、若者であろうとスケールの反対側であろうと、年齢が障壁ではないことを示している」