レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ルイス・ハミルトンがメルセデスF1で稼いでいる金額は正常ではないと考えている。ルイス・ハミルトンはメルセデスF1と2021年をカバーする1年契約を締結。新しい契約では3000万ユーロから4500万ユーロを受け取ると報じられている。
2月11日(木)にFIA、FOM、F1チームが参加したF1コミッションの会議では、サラリーキャップについても話し合われ、ワーキンググループの設置が発表された。会議は概して前向きなものであり、次の会議では、ドライバーのサラリーキャップの可能性について話し合われる。ヘルムート・マルコは、F1はサラリーキャップを導入するべきだと主張する。「ルイス・ハミルトンはF1には高すぎる」とヘルムート・マルコは RTL とのインタビューで語った。ヘルムート・マルコは、給与も予算上限を下回るとより論理的になる考えている。現在、予算上限は1億4500万ドルに設定されている。2022年には1億4000万ドルに減少し、2023年から2025年には最大1億3500万ドルになる。F1が予算に給与を含めることを決定した場合、チームはグリッドで最高のドライバーの1人により多くのお金を費やすのか、それともより少ないドライバーを選び、マシンの開発に追加のお金を投資するか選択を行う必要がある。関連:2021年 F1ドライバーの推定年俸…角田裕毅はいくら?