元F1ドライバーのゲルハルト・ベルガーは、マックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスが組めば、レッドブル・ホンダF1は“強力なラインナップ”になるだろうと考えている。レッドブルは12月16日(水)、ヤングドライバーテストで素晴らしい走りをみせた角田裕毅が2021年にダニール・クビアトに代わってアルファタウリ・ホンダのF1ドライバーを務めることを正式発表した。
一方、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンの身元はクリスマス前に発表されるようだ。ゲルハルト・ベルガーは、それは現行ドライバーのアレクサンダー・アルボンとレーシング・ポイントを放出されてフリーエージェントとなったセルジオ・ペレスとの一騎打ちだと考えている。自分なら誰を選ぶかと質問されたゲルハルト・ベルガーは「私の胸の中で2つの心臓が鼓動している」と ServusTV に語った。「アルボンとであれば、彼らは自分たちのランクからウィナーズサークルに連れて行きたい若手ドライバーを起用するということになる」「しかし、ペレスはサヒールで証明したようにグランプリで勝つことが認める」「明らかなことは、レッドブルのようなチームは2人のトップドライバーと協力する必要があるということだ。レッドブルも忠実なので、アルボンにはまだチャンスがある。しかし、フェルスタッペン-ペレスは強力なラインナップになると想像できる」「彼らにはマックスというすでに絶対的なトップの男がいるが、彼らは自分自身を守る必要もある。レッドブルの目標は、ドライバーとチームの両方の世界選手権に勝つことでなければならない」また、ゲルハルト・ベルガーは、4回のF1ワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルのフェラーリ離脱についておコメントした。「私が覚えている限り、フェラーリにはニキ・ラウダとミハエル・シューマッハの2人のドライバーしかいなかった」と元フェラーリドライバーは語った。「キミ・ライコネンは少し幸運で、他のみんなは失敗した」バーニー・エクレストンと同じように、ゲルハルト・ベルガーは、フェラーリの主な問題は自家製であるだと考えている。「イタリアの考え方であのチームをコントロールするのは難しいことだ」とゲルハルト・ベルガーは語った。最後に、バーレーンでのジョージ・ラッセルのメルセデスと非常に印象的な一回限りの出場をきっかけとしたバルテリ・ボッタスの状況についてゲルハルト・ベルガーは語った。「ボッタスはラッセルのようなスピードを持っていない」とゲルハルト・ベルガーは語った。「一方で、彼らはすでにボッタスに将来を約束しているので、舞台裏で契約を変更する機会があるかどうかを確認する必要がある」