レッドブルF1の首脳陣は、F1アイフェルGPの決勝日の朝にニュルブルクリンクでルノーの新CEOを含めた役員と会談を行った。過去にレッドブルとルノーは12年間にわたるエンジンパートナーシップを結んでいたが、F1がパワーユニット時代に突入するとそのパフォーマンスを巡って関係は悪化。メディアを通して批判合戦を繰り広げ、2018年末にほぼ喧嘩別れのかたちで別離した。
しかし、レッドブルの新たなエンジンパートナーとなったホンダがF1撤退を決定したことで、再びルノーのカスタマーとなる可能性が浮上している。日曜日のニュルブルクリンクで撮影された映像では、レッドブルのモーターホームにルノーの新CEOであるルカ・デメオ、チーム代表のシリル・アビテブールを含めた幹部がレッドブルF1の上層部と談笑し、クリスチャン・ホーナーがポーズをとるヘルムート・マルコとルカ・デメオの写真を撮っているシーンも含まれている。その件について質問されたクリスチャン・ホーナーは「現時点で我々には2022年のエンジンがないので、可能な限りすべてのオプションを検討する必要があるのは明らかだと思う」とコメント。一方、かつての敵だったルノーF1のシリル・アビテブールは「会談は中立的なものだたっと言える」とコメント。「ごく最近、ルカ・デメオがグループの責任者に就任したので、彼らがお互いを知っておくことが重要だった。現在、彼はパドックで多くの人々と会談している」 この投稿をInstagramで見る F1-Gate.com(@f1gate)がシェアした投稿 - 2020年10月月14日午前12時59分PDT