レッドブルF1のチーム代表クリスチャン・ホーナーは、F1が2020年シーズンをオーストラリアで確実に開催できるよう“最大限の努力を尽くした”と語る。新型コロナウイルスのパンデミックによってほぼ4か月間保留となっていた2020年のF1世界選手権だが、6月3日(火)にF1は7月5日と12日にレッドブル・リンクでの“オーストリアGP”と“シュタイアーマルクGP”での2連戦でシーズンが再開する序盤8戦に日程を正式発表した。
レッドブル・リンクは、当局の要件を満たし、できるだけ安全な方法でレースを再開できるようにするために、いくつかの厳格な措置を講じている。これらの対策には、無観客レース、定期的な検査、包括的な衛生対策、F1チームと組織のスタッフのサイズ削減が含まれる。関係者はチャーター機とプライベートトランスポートを会場入りする。レッドブルのオーナーであるディートリッヒ・マテシッツは「我々はF1の歴史の中でこのユニークな挑戦に望む。両方の週末を楽しみにしている。シュピールベルクにエキサイティングなレースを目にする。全世界に実現可能性の強いサインを送る」とコメント。レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは「レッドブルは、F1シーズンの安全なスタートをサポートできるようオーストリアGPを開催するために最大限の努力を尽くした」とコメント。「素晴らしい会場であり、ホームサーキットでチャンピオンシップキャンペーンを開始できることを嬉しく思う。関係者全員による多大な努力であり、レッドブル・リンクでの2つのイベントは、他のすべてのレースが続くための青写真になる。「当然ながら、レースへの復帰が責任を持って行われるようリバティ・メディア、FIA、および地方当局との舞台裏での膨大な量の議論があった。我々全員が、対策を実施するために果たすべき役割を担っている」「カレンダーの最初の8つのレースが確認されたため、我々にはポジティブな勢いがある。レーシングチームとレーサーとして、我々は再び進み、ファンのためにショーを開くことに興奮している」関連:F1:2020年の序盤8戦の日程を正式決定。7月5日にオーストリアで再開