レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、セバスチャン・ベッテルがF1を引退したことになったとしても、F1で多くのことを成し遂げたという事実は変わらないと語る。セバスチャン・ベッテルは2020年限りでフェラーリF1を離脱することを決断。だが、2021年にF1への参戦を継続する、継続できるかどうかは現時点では不明となっている。
いずれにせよ、レッドブルF1に復帰するという道はない。セバスチャン・ベッテルは2010年から2013年にレッドブルF1とともに4回のF1ワールドチャンピオンを獲得したが、クリスチャン・ホーナーはベッテル復帰の道を閉ざしている。「それが実現することはないだろう。我々はマックス・フェルスタッペンの長期契約を結んでおり、アレクサンダー・アルボンも良い仕事をしている」とクリスチャン・ホーナーは Sky Sports に語った。「チームには優れたダイナミクスがあり、セバスチャンは依然として非常に競争力のあるドライバーだ。チームに2人の最優位雄を起用することが必ずしもうまくいくとは限らないし、彼を連れてくることがチームに役立つとは思わない」クリスチャン・ホーナーは、過去にセバスチャン・ベッテルがマーク・ウェバーと定期的に衝突したことを覚えている。昨年、ベッテルはフェラーリのチームメイトであるシャルル・ルクレールと対立していた。「我々は、ドライバー体制の現在の解釈に満足している」とクリスチャン・ホーナーは語る。「ベッテルには将来のための十分な選択肢があると確信しているが、彼は未来がフェラーリではないことを選択した」「セバスチャンは原理主義者だ。彼は間違いなくフェラーリを去るという選択を長く懸命に考えてきたことだろう。それを尊重しなければならない」「今後彼はどこに行くか? 私にはわからないが、彼の選択が何であろうと、ベッテルは誠実さと原理を持った男であり続けるだろう。彼が続けるか辞めるかにかかわらず、彼がF1で多くのことを成し遂げたという事実は変わらない」
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