レッドブル・ホンダF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ダニエル・リカルドが2021年にレッドブル・レーシングに復帰する可能性があるとの噂を否定した。フェラーリは、セバスチャン・ベッテルとの契約を延長せず、2020年シーズン限りでチームを離脱することを発表。現在、ルノーのF1ドライバーを務めるダニエル・リカルドはベッテルの後釜としてフェラーリ移籍が噂されている。
ヘルムート・マルコは、アレクサンダー・アルボンがマックス・フェルスタッペンに匹敵する十分に強力なパフォーマンスを発揮するのであれば、アルボンを2番目のレッドブル・ホンダのF1シートに保つことを好むと Sport1 に語った。「アレクサンダー・アルボンが去年と同じようにパフォーマンスを発揮すれば、彼は留まるだろう。私は彼がそうするだろうと強く信じているがね。したがって、リカルドにはほとんどチャンスがない」とヘルムート・マルコはコメント。「アルボンが何らかの理由で完全に不調に落ちった場合にのみ、他のドライバーについて考えるが、それにはリカルドだけが含まれているわけではない」また、ディートリッヒ・マテシッツの右腕であると広く認められているヘルムート・マルコは、チーム代表のクリスチャン・ホーナーがF1から追放される可能性があるという噂も否定した。「それに関しては何もない」とヘルムート・マルコはコメント。「もちろん、我々はホーナーを守りたいと思っている」「最近起こった唯一のことは、彼が予算制限に反対していたということだった、それはすべてのチームがお金を節約するのを助けるものだ。それは我々のためでもある。そこに小さな意見の相違があった」ヘルムート・マルコは、7月5日の最初の“ゴーストレース”に向けたレッドブルの準備については、オーストリアのレッドブル・リングでの準備は「完全に進んでいる」と語った。「今は新型コロナウイルスの感染数に劇的な変化がないことを祈ることしかできない」関連:セバスチャン・ベッテル、今季限りでのフェラーリF1離脱を正式発表
全文を読む