元F1ワールドチャンピオンのアラン・プロストは、2020年のF1世界選手権が開幕すれば、レッドブル・ホンダF1の競争力を目にすることになるかもしれないと語る。2月のプレシーズンテストでは、王者メルセデスが強さをみせた。だが、どのチームがメルセデスに対抗する競争力を見せるかはまだはっきりしていない。
だが、ルノーF1チームのディレクターを務めるアラン・プロストは、レッドブル・ホンダF1が非常に競争力を発揮する兆候を目にしたとし、最初の2つのレースがオーストリアの“自分自身”のサーキットで開催されることも有利に働くだろうと語る。「我々はまだトップ3チームのどこが最高のチームになるかはわからない」とアラン・プロストは F1 Nation に語った。「バルセロナで目にしたものには違和感があった。非常にオープンな戦いになるだろう。オーストリアでは小さなサプライズがあるかもしれない。このサーキットでレッドブル・ホンダは非常に競争力があると思う」一方、自身のルノーF1チームの可能性についてアラン・プロストは悲観的だ。昨年同様にルノーはミッドフィールドを戦うことになると想定されているが、メルセデスのコピーを成功させたレーシング・ポイントはフェラーリのポジションさえも脅かす可能性があると考えられている。