レッドブル・ホンダF1は、メルセデスがフェラーリをF1エンジンの不正行為疑惑で追及する“7ギャング・オブ・セブン”チームの一員ではなくなったという報道を認めた。新型コロナウイルス危機がF1界を混乱に陥れる以前、非フェラーリ系の全7チームが、2019年のF1エンジンの合法性について“秘密の和解”に達したフェラーリとFIA(国際自動車連盟)に対して法的措置を脅かしていた。
しかし、その後、フェラーリのジョン・エルカン会長とダイムラーの最高経営責任者(CEO)のオラオラ・ケレニウスとの間で会談が行われ、メルセデスがこの問題から撤退すると報じられた。「メルセデスは短期間で撤退した」とレッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコ Auto Motor und Sport に語った。だが、レッドブル・ホンダF1は今のところフェラーリとFIAへの抗議を進めている。「このすべてのことに後味の悪さが残っている」とレッドブルのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは語った。「我々にとっては多額のお金だ。チャンピオンシップで2位か3位かでは2,000万ドルの差があるし、従業員へのボーナスの支払いも違ってくる」「このままにしておくことはできない」
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