レッドブル・ホンダF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、F1オーストラリアGPが中止になったことを受け、来週末のF1バーレーンGP開催に疑問を投げかけた。マクラーレンのスタッフに感染者が出るという新型コロナウイルスの状況を受け、F1とFIA(国際自動車連盟)は3月13日(金)の朝にF1および関連するアクティビティのすべてを中止することを発表した。
中止が発表された後、クリスチャン・ホーナーは、今回の決定が次戦バーレーンGPのレースにも疑問を投げかけていることを示唆した。「ここでレースをしないのであれば、バーレーンでレースをしないことはかなり避けられないと思う」とクリスチャン・ホーナーはメディアに語った。「まだ確認されてはいないが、チームがどのようにレースをすることができるかを見極めるのは難しいと思う」「さらに多くの急激な増加が発生した場合に、今日、多数派がより多くのスクリーニングを実施することに賛同していた」「会議の後にチームの立ち位置が明らかに変わったため、プロモーターはイベントをキャンセルする以外に選択肢はなかった」「だから今、重要なことは、スタッフ全員を安全に家に帰らせることだ」すでに中国GPは“延期”が決定し、第3戦ベトナムGPも中止になると報じられている。また、スペインでも大規模イベントを制限する措置が導入されており、スペインGPを取り巻く懸念もされている。現時点でF1が再開されるのは6月のF1アゼルバイジャンGPになるとの見方が強まっている。