アレクサンダー・アルボンは、2020年もレッドブル・ホンダのF1シートを維持することになりそうだ。今年、トロロッソでF1デビューを果たしたアレクサンダー・アルボンは、夏休み後にピエール・ガスリーに代わってレッドブルに昇格。チームとのすべてのレースを6位以上でフィニッシュし、夏休み後のポイント数ではマックス・フェルスタッペンを上回るなど、申し分ない仕事をしている。
しかし、レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、最終決定を“急いでいない”と述べ、どのような思惑があるかはわからないが、ピエール・ガスリーとダニール・クビアトも候補者であることを強調している。ピエル・ガスリーについてヘルムート・マルコは「今はガスリーはうまくやっている」と Sky Italia にコメント。ピエール・ガスリー自身も「運転の仕方を忘れたわけではないし、以前とまったく同じように走っている」とコメント。「でも、レッドブル・レーシングについては考えていない。自分の仕事に完全に集中している。一方、ダニール・クビアトは、自分がまだ2020年のマックス・フェルスタッペンのチームメイト候補として検討されているというヘルムート・マルコの最近の発言に満足していると語る。「そうだね、それを知ることができて嬉しいよ。でも、僕はそのストーリーをあんまりフォローしてはいない」とダニール・クビアトはコメント。「自分の仕事に集中しているし、レッドブルが決断を下すときは、それが何であれ、敬意を表して受け入れるつもりだ」アレクサンダー・アルボンについて“クラッシュが多い”と指摘していたヘルムート・マルコだが、そのパフォーマンスに合格点を与えている。「アルボンはレース毎に良くなっている。彼は地に足をつけて非常に懸命に仕事をしている」