レッドブルは、残念ながら山本尚貴を求めてはいない。そう語るのはF1ジャーナリストのデイビット・トレメインがF1公式サイトで語った。ホンダが支援するSUPER GTとスーパーフォーミュラの現役チャンピオンである山本尚貴は、鈴鹿サーキットでピエール・ガスリーに代わってトロロッソ・ホンダ STR14をドライブ。F1日本GPでの日本人ドライバーの走行は2014年の小林可夢偉(ケータハム)以来となった。
「2014年のケータハムの元気いっぱいで小柄な小林可夢偉以来、F1には日本人ドライバーがいない。私は彼のことが好きだったし、評価していた」とデイビット・トレメインは語る。「したがって、スーパーフォーミュラとSUPER GTチャンピオンの山本尚貴が、ホンダの要請により、ピエール・ガスリーのトロロッソに乗ったときは大きな関心が寄せられた」「1周目から好調で、激しく攻め、素人っぽく見えることなく、ダニール・クビアトの最速タイムから0.098秒遅れでセッションを終え、それぞれ16位と17位となった」「確かに、彼は鈴鹿をよく知っており、我々は彼の実力を正確に知ることができた。彼とチームは素晴らしい仕事をしたと思」「だが、悲しいことに、レッドブル内部では31歳のホンダの秘蔵っ子が座る2020年のシートはないと言われている。残念だ」