レッドブル・ホンダのチーフエンジニアを務めるポール・モナハンは、ロシアで新品のスペック4エンジンを投入したのは、ホンダのホームレースであるF1日本GPでのペナルティを回避するための意図的なものだったとの見方を否定した。F1ロシアGPではホンダのF1エンジンを搭載する全4台に新品のスペック4エンジンが投入され、マックス・フェルスタッペン、アレクサンダー・アルボン、ピエール・ガスリーは5グリッド降格、ダニール・クビアトはエンジン以外にも新品のコンポネーネントを投入したことで母国レースを後方グリッドからスタート...
ポール・モナハンは、追加のコンポーネント投入は、来週末の鈴鹿でのホンダのホームレースに強力なエンジン兵器を提供するためだけではなく、2019年の残りのすべてのレースを視野に入れてのものだと説明する。「我々は鈴鹿のためだけにペナルティを受けたわけではない」とポール・モナハンはコメント。「我々はホンダとの初年度だが、エンジン故障などはなかった。プール内のすべてのエンジンが使える状態だ。競争力を高めるためのプログラムの一環として我々はここ(ロシア)で5グリッドペナルティを受けたに過ぎない」「1発の速さで必ずしもライバルと渡り合えるとは限らない。だが、我々は鈴鹿以降、来年にも目をむけている」「だが、鈴鹿で良い結果を出せれば素晴らしいだろう」