レッドブルのアドバイザーであるヘルムート・マルコは、2010年のエンジン供給元としてコスワースが選択肢であることを認めた。ドイツの“Auto Motor und Sport”は、マクラーレンによってメルセデス・エンジンの搭載を拒否されたレッドブルは、ルノー・エンジンの継続使用を検討していないと報じている。コスワースは、唯一2010年エンジンの設計を許されており、F1チームのとって魅力的なパートナーとなっている。
他のエンジンメーカーが開発を凍結されているなか、コスワースは現在、18,000回転制限や年間8基のエンジン制限に合わせるなど、レギュレーションにあわせて2006年型のV8エンジンの改良を行っている。「コスワースは我々が考慮している選択肢だ」とヘルムートマルコは語っている。レッドブルは、2010年マシン「RB6」の開発のために早急なエンジン決定を迫られているとされている。来年はマノー、カンポス、USF1、ロータスがコスワースとエンジン契約を結んでおり、それにレッドブルとトヨタとのエンジン契約を解消したウィリアムズが加われば、6チーム12台がコスワースエンジンを搭載することになるl。