レッドブルの首脳陣は、エイドリアン・ニューウェイ率いるエンジン部門から2010年シーズンのエンジンを早急に決定するようプレッシャーを受けているようだ。今年、ルノーエンジンを搭載してタイトル争いを展開しているレッドブルだが、来年はメルセデスエンジンの搭載を検討していることを公言している。だが、メルセデスのワークスチームであるマクラーレンは、メルセデスが他チームと契約することへの拒否権を有しており、これがレッドブルとメルセデスの契約を遅れているとされている。
ドイツの“Auto Motor und Sport”誌は、レッドブルの選択肢は来季もルノーエンジンを搭載するか、もしくはコスワースへ変更することだとしている。現行ルールではエンジン開発が凍結されており、コスワースは2006年仕様のV8エンジンを新レギュレーション用にあわせて調整している段階。また、コスワースがF1プログラムのために、メルセデスから4人のエンジニアを獲得したことが明らかになっている。さらにコスワースとポルシェが提携するとの噂もある。
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