レッドブル・レーシングのエイドリアン・ニューウェイが設計に関わったアストンマーティンのハイパーカー『ヴァルキリー』が、シルバーストンでその走行を初披露した。レッドブルとアストンマーティンの技術提携によって誕生したヴァルキリーは、6.5リッターの自然吸気V12エンジンを搭載した2人乗りのミッドエンジン・ハイパーカー。ハイブリッドと組み合わせて1160馬力を発生させる。
ヴァルキリーには、今年レッドブル・レーシングがRB15のシェイクダウンで採用したカラーリングが施され、アストンマーティンのパフォーマンスドライバーを務めるクリス・グッドウィンによってデモ走行が行われた。「どのように見栄えになるかスケッチし始めた瞬間から5年が経ち、アストンマーティン・ヴァルキリーが今日走っているのを目にするのは非常にエモーショナルだ」とエイドリアン・ニューウェイはコメント。「ノイズとともに駆け抜けていくビジュアルアングルの変化を見ていると今やるべきことをやっていると実感する。ダイナミックに動くことだ。今日ここで走行させるためにチームは本当に頑張ったし、彼らにとっても特別な瞬間だ」レッドブル・レーシングのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは「初披露できたのは、レッドブル・アドバンスド・テクノロジーとアストンマーティンとのデザイインと設計のコラボレーションの結果だ」とコメント。「最初のビジョンは最先端技術を駆使したハイパフォーマンスなハイパーカーを構築することだった。我々はそれを達成した。このお披露目走行はこのクルマにとって驚くべき物語の始まりに過ぎない」アウトンマーティン・ヴァルキリーは、2020年のハイパーカーレギュレーションの元でFIA 世界耐久選手権(WEC)に参戦する予定となっている。OO.ready(function() {window.pp = OO.Player.create("player", "d0YXM1aTE6FtHz6OfffklVRNmw39H0qH");});
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