レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、F1オーストリアGPを失望の結果で終えたピエール・ガスリーのマシンを分解して徹底的に調査したが、ガスリーのRB15には何も問題は見つからなかったと明かした。F1オーストリアGPではマックス・フェルスタッペンがセンセーショナルな逆転的で勝利を掴んだのに対し、ピエール・ガスリーは中団チームとのバトルに苦戦し、1周遅れの7位でレースをフィニッシュしている。
レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ピエール・ガスリーの今季のパフォーマンスは“受け入れられない”と語り、夏休みまでに結果を出すことができなければシートを喪失する可能性があることを示唆している。ヘルムート・マルコは、ピエール・ガスリーのレッドブルへの貢献についての精査が増していると Motorly-total に語った。「もちろんポイントは昨年とほぼ同数なのでそこについては言い逃れはできる。エンジン側に多くの欠陥があったし、マックスのミスもあった」とヘルムート・マルコはコメント。「だが、私は言い逃れはしたくない。それは満足のいくものではない。ガスリーがいるべき場所にいないのは確かだ」「オーストリアに関してはちょっと謝罪がある。我々はプラクティスセッションですべてのフロントウイングを壊しまったので、彼はマックスと同じフロントウィングで走っていたわけではない。だが、もちろんそれは彼のギャップを説明するわけではない」「クルマが結果を出さなければならないが、ガスリーも結果を出さなければならない。彼はいつもクルマ、シャシーの間違いを探している。我々はそれを調べた。だが、何もなかった」「今はその線で彼をできる限りサポートしている。彼は最初からマックスのセットアップを得ている。マックスの方が経験豊富なドライバーであり、経験豊富なエンジニアリングチームがいるからだ」「彼はそれを台無しにすることもできるが、そこから逃げることができない。彼は両極端のセットアップを実験している」