レッドブルは、マックス・フェルスタッペンをチームに引き留めるためにもホンダにもっと強力なエンジンを供給するようプレッシャーをかけている。マックス・フェルスタッペンとレッドブルとの契約は2020年末までとなっているが、そこには契約を解除することができるパフォーマンス条項が存在していることが明らかになっており、早ければ来季にもレッドブルを離れてメルセデスに移籍する可能性が噂されている。
メルセデス移籍の可能性について質問されたマックス・フェルスタッペンは「正直、チームが今後のレースでどのようなものをもたらすかを見ることの方が重要だと思う。来年や今後がどうなるかについてはあまり心配していない」とコメント。「現時点ではこのプロジェクトに集中したい。まだ多くのポテンシャルがあると思っているし、まだ始まったばかりだ。でも、もちろん、35歳まで4位を走り続けたくはない。どうなるか見てみるつもりだ」 レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、現状に危機感を抱いており、エンジンパートナーのホンダにもっとパワーを上げるよう圧力をかけている。「我々に欠けているのはパワーだ」とヘルムート・マルコは Krone にコメント。「ホンダはそれを修正しているところだ」「次の開発はスパかモンツァで入るはずだ。そうすれば、メルセデスに近づけるはずだ。だが、それには時間がかかる」ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治もマックス・フェルスタッペンを引き留めるためには懸命に仕事をしていく必要があると語る。「我々双方が課題や目標を達成するために非常に懸命に取り組んでいます」と田辺豊治コメント。「コックピットからのフィーリングは理解していますし、我々はパワーユニットだけでなく、シャシーからもパフォーマンスを届けようとしています。なので、我々はドライバーを維持し、マックスに自信を持ってクルマに乗ってもらえるように非常に懸命に仕事をし続けていかなければなりません」「いずれにしろ、それが我々のゴールです。そのために我々は非常に懸命に取り組んでいます。トップレベルを達成するために埋めなければならないギャップがあることは理解していますし、そのための期間が限られている事も分かっています」マックス・フェルスタッペンがレッドブルを離れる場合、セバスチャン・ベッテルが電撃復帰するとの噂が浮上している。情報筋によると「最近、セブはレッドブルの旧友といるところが頻繁に見られている」と同紙に語った。また、 Corriere dello Sport は、セバスチャン・ベッテルがフェラーリを離れた場合、後釜にはフェルナンド・アロンソが座る可能性があると伝えている。
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