レッドブル・ホンダは、F1カナダGPの予選で、ピエール・ガスリーが5番手、マックス・フェルスタッペンが11番手だった。ピエール・ガスリー(5番手)「とてもいい予選にできたのではないだろうか。使えるスリップはなく、できること全てを出し尽くした走行だった。3番手に僅かな差で届なかったけど、明日の決勝を5番グリッドからスタートできることに満足している。本当に僅差の争いではあったけど、あと一歩が足りなかった」
「決勝はソフトタイヤでスタートしなければならず、明日は今日より暑くなると予想されているため、少し難しいスタートとなるかもしれないけど、レース自体はエキサイティングな一戦となるだろう。明日の決勝でもこのペースをキープし、トップ3の争いに食い込めるようプッシュして戦う」 マックス・フェルスタッペン(11番手)「F1では起こってしまうことだけど、今日は不運な出来事が重なってしまった。ミディアムタイヤでQ3進出を狙ったが、思った手ごたえは感じられず、コース上のトラフィックもあり上手く機能させることができなかった。ソフトタイヤに変更しQ3に進出可能なタイムで走行していたが、赤旗によりアタックラップを完了することができなかった。ハースのペナルティー次第で10番手もしくは11番手のスタートになるが(※コメント時点ではサインツのグリッド降格が確定していなかった)、いずれにせよトップとの差を縮めるために中団を上手くかわさなければなりませんので、難しいレースになると思う。誰がいつクラッシュするかなど、誰も予想することはできないし、今日のような展開も仕方なかったと感じている。もちろんトップ争いをしたかったので、このポジションは望んだ結果ではないが、明日の決勝は追い上げを見せられるはずですし、いいレースにしたいと思う」 クリスチャン・ホーナー(チーム代表)「今日はマックスにとってフラストレーションの溜まる予選となった。彼はQ1で良いペースを見せていたし、フェラーリとメルセデスの戦略をミラーリングして、スタートタイヤになったであろうミディアムタイヤで行くことにした。だが、ミディアムではペースが十分ではなく、トラフィックにも捕まってしまったことでQ2でソフトで再びい走る必要があった。マックスは最後のラップで快適にQ3のカットオフないにいたが、残念ながら、ハースに起因する赤旗によってすぐにセッションを中断となり、彼はラップを完了することができなかった。はるかに良い結果が約束されていたと思うし、11番手はマックスにとって明らかに期待外れなグリッドポジションだ。ピエールはソフトタイヤで快適にQ3に進出した。彼はスリータイムドラップを走るという異なる戦略を採り、力強い最後の走行で明日のレースのために5番グリッドを獲得した。エキサイティングなカナダGPが約束されている」