レッドブル・ホンダのF1チーム代表クリスチャン・ホーナーは、F1スペインGPで純粋なペースでフェラーリを倒したと考えている。4番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペンは、オープニングラップでセバスチャン・ベッテルを攻略。その後は攻め入る隙を与えず、メルセデスに次ぐ3位でフィニッシュ。今シーズン2度目の表彰台を獲得した。
レッドブル・ホンダはメルセデスに次いで2番目に速いチームだと感じているかと質問されたクリスチャン・ホーナーは「今週末は確実にそうだったと思う」とコメント。「我々はクルマから最大限を引き出した。マックスの1周目は見事だった。我々は積極的な戦略を立てていたが、明らかにフェラーリを倒すためのペースがあった」「8~9週間前にプレシーズンテストの位置を考えれば、そのギャップを埋めてパフォーマンスを向上させているのは非常に心強いことであり、今後はメルセデスとのギャップをさらに縮めることに集中する必要がある」クリスチャン・ホーナーは、メルボルンでの開幕戦以来のレッドブル・ホンダの進歩に励まされていると語る。「もちろん、クルマには多くの異なるものが搭載されている」とクリスチャン・ホーナーはコメント。「我々は他のすべてのレースで4位に入賞しているし、他のグランプリでは表彰台に近づいていた」「バクーでペースがあったのは確かだ。バーレーンでは少しの運が関係していたしい、あの時点でセーフティカーが入ったのは不運だった」「しかし、5レースでホンダとの2度目の表彰台を獲得できたことは本当にポジティブだ。もっとパフォーマンスはやってくるはずだし、このエンジンはうまく機能している。レースでうまく機能している。今後のレースでもっとパフォーマンスを発揮できることは期待している」クリスチャン・ホーナーは、マックス・フェルスタッペンは強さを増していると称賛する。「昨年のモナコからの過去12か月で本当にステップアップしたと思う。彼はもう一段ギアを入れた」とクリスチャン・ホーナーはコメント。「彼のパフォーマンスは驚異的であり、クルマからあらゆるパフォーマンスを取り出した。彼は本当に強いレースをしている」「最初の数コーナーでは本当にインテリジェントだったし、ターン3のアウトサイドでセバスチャンを非常に勇敢にパスした。彼はクルマの中で成熟度と落ち着きを本当に示していると思う。彼は1周ごとにコンマ1秒を見い出していた。それは注目に値する」