レッドブル・ホンダのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、F1アゼルバイジャンGPではレッドブルのマシンの方がフェラーリよりも速かったと確信していると語る。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1アゼルバイジャンGPでフェラーリ勢に割って入り3戦連続の4位入賞を果たした。
序盤に出遅れたマックス・フェルスタッペンはレースを通してセバスチャン・ベッテルとのギャップを縮めていったが、チームメイトのピエール・ガスリーのRB15のドライブシャフトが故障したことで、レッドブルはリスクを冒さないことを選んだ。「今日の我々のペースはフェラーリとメルセデスと比較しても強かった」とクリスチャン・ホーナーはコメント。「実際、今日の我々はおそらくフェラーリよりも速いクルマを持っていたと思う。ピエールを見れば、見た目上は失格とDNFで酷い須臾末だったかもしれないが、実際の彼のペースは強かった。スティント後半の彼の(シャルル)ルクレールに対するペースを見れば、彼の方が強かった」「マックスは序盤に(セルジオ)ペレスの後ろであまりにタイムを失い、セバスチャン(ベッテル))とメルセデス勢の後ろに落ちたが、スティントの最後は彼の方が速かった。かなり速かった」「第2スティントで彼にもっと良いタイヤを与えるために数周長く走らせていたし、第2スティントではセバスチャンに対して10秒以内に縮め、前のグループとの差を縮めていた」「そのあとVSCが入り、再びタイヤのウォームアップに少し苦しんだが、ピエールの故障を見た後だったので、あまりリスクは冒したくなかった」クリスチャン・ホーナーは、二人のドライバーがフェラーリ勢と比較して示したペースは有望であり、そのパフォーマンスは開幕以降でレッドブルと新しいエンジンパートナーのホンダの両方によってなされたゲインを反映したものだと考えている。「シーズン序盤以降、我々はギャップを縮めていると思う」とクリスチャン・ホーナーはコメント。「メルボルンでは力強いレースをしていたし、マックスはあのグランプリの大部分でルイス(ハミルトン)をプッシュしていたと思う。バーレーンは我々にとってタフなレースだったが、実際、それ以降で我々が果たした改善が明らかになったと思う」「中国ではより力強いレースウができたし、ここでもさらに強かった。ご存じのように歴史的に我々の強みが発揮されないトラックだったし、ヨーロッパに戻ることを楽しみにしている。我々に適したサーキットがいくつか出てくることを期待している」「今日のレースでのマシンのパフォーマンスはかな良かったと思う。ミドルセクターを見れば、我々はここでのレースのミドルセクターで絶えず最速のマシンだった」「我々はクルマを確実に進歩させていると思うし、それもすべてのプロセスの一部だ。クルマは再びレースで強かったと思う」