レッドブル・ホンダのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、フェラーリはF1エンジンのパフォーマンスに関して“判断基準”になっていると語る。開幕戦オーストラリアGPでは不可解なペース不足を示していたフェラーリだが、バーレーンでは結果にこそ現れなかったが、週末を支配する速さをみせていた。
バーレーンでのフェラーリは、ストレートスピードという点で抜きん出ており、そのアドバンテージは中国でも続いているようだ。FP2ではメルセデスがトップタイムを記録していたものの、FP1ではセバスチャン・ベッテルはミディアムタイヤで余裕で最速タイムをマークしている。メルセデスの両ドライバーは、ストレートでのフェラーリのアドバンテージを懸念しており、チームのGPSデータによると、セクター3のバックストレートで約0.4秒の差があると算出されている。「彼らは素晴らしい仕事をしている」とクリスチャン・ホーナーはFP2後に Sky Sport にコメント。「彼らはストレートで弾道学的に速いし、さらにウイングをかなりつけていさえいる。彼らを捕えられるかどうかは我々次第だ」「だが、彼らが現時点で判断基準であることは確かだ。メルセデスと比較しても印象的だ」レッドブル・レーシングは、ホンダのF1エンジンへの変更にとってフェラーリとメルセデスに挑戦することが可能になることを望んでいる。ホンダのF1エンジンはまだ遅れをとっているが、クリスチャン・ホーナーはホンダの進歩には励まされたままだと語る。「我々はステップを果たしている。他チームほど大きいかどうかはわからないが、ポテンシャルがあるのは確かだ」とクリスチャン・ホーナーはコメント。「ホンダは冬の間に非常に懸命に仕事をしてきたし、レースよりも予選でより多くのパフォーマンスが得られているのは確かだ。それが確認できたのは良いことだ。今年は異なるエンジンが導入されているので、それは増加するだけだ」マックス・フェルスタッペンは、最終コーナーでミスをしたにもかかわらず、メルセデスのバルテリ・ボッタスから0.221秒差でフリー走行を終えており、レッドブルは予選にむけて楽観的なままだと語る。「マックスは最終コーナーでぐらついていたが、それがなければ彼はボッタスやベッテルと同じようなタイムを出せていたはずだ」とクリスチャン・ホーナーはコメント。「今週末、我々にはそれなりのレースカーがあるとかなり自信を持っている」
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