レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、F1中国GPで優勝したダニエル・リカルドは2019年以降もチームに残留すべきだと考えている。ダニエル・リカルドとレッドブルとの契約は2018年末までとなっており、リカルドはメルセデスもしくはフェラーリへの移籍が噂されている。
2019年について真剣な交渉はまだ開始していないとダニエル・リカルドは、上海で優勝後“自分の立場が傷つくことはないね”と笑顔をみせた。元F1ワールドチャンピオンのニコ・ロズベルグは、ダニエル・リカルドはフェラーリと交渉するべきだと考えている。「レースで彼が後ろにいるのが嫌だったことを思い出すね」と中国でコメント。「僕が彼だったらフェラーリに行く。現時点で最高のクルマだし、彼は自分がセバスチャンを倒せることを知っているかだね」とニコ・ロズベルグは Auto Bild に語った。しかし、他の人々はそうは考えていないようだ。今年ここまでフェラーリではキミ・ライコネンの方が好調ではあるが、フェラーリはレースでセバスチャン・ベッテルに好ましい戦略を採用しているとの見方が強いからだ。フェラーリの中国での戦略についてレッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは「キミの競争力を見れば、あの戦略は理解できない」と Ilta Sanomat にコメント。そして、クリスチャン・ホーナーは、ダニエル・リカルドにとってレッドブルに残留した方が良いキャリアを過ごせるだろうと考えている。「今のところ、ダニエルは現状に満足していると思う。我々が彼に今回のレースのようなクルマを与える続けることができるのであれば、彼が他に行くべき理由はあるだろうか?」「彼は非の打ちどころのないプロになってきているし、彼はすでに2年前にピークに達していたと思う。彼は経験とスピードの両方を兼ね備えている。素晴らしいコンビネーションだ」「非常に若く、経験を積んできてるマックスと比較して、ダニエルは彼のキャリアの別のステージにいる」マックス・フェルスタッペンがミスをして1-2フィニッシュのチャンスをフイにした中国GP後、レッドブルのモーt-タスポーツアドバンザーを務めるヘルムート・マルコは「ダニエルは完璧だった」とコメント。「オーバーテイクできるドライバーとできないドライバーはご覧のとおりだ。マックスはあまりに衝動的だった」