レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、ルノーにローン移籍するカルロス・サインツが、2019年にダニエル・リカルドがチームを離脱した場合の“セーフティネット”であると認める。レッドブルは、F1アメリカGPの週末にマックス・フェルスタッペンが2020年までチームに残留する新契約を結んだことを発表。だが、チームメイトのダニエル・リカルドは、2018年末とフェルスタッペンよりも先にレッドブルとの契約が切れることもあり、メルセデスやフェラーリへの移籍がこれまで以上に噂されるようになった。
カルロス・サインツは、レッドブルと契約を結んだまま、2018年末までルノーにローン移籍というカタチで加入する。クリスチャン・ホーナーは、カルロス・サインツが2019年にダニエル・リカルドがチームを離脱した場合のバックアップオプションを担っていると述べた。「(リカルドがチームを離れる)可能性はある。それが我々がカルロス・サインツをローンにした理由であり、我々にはオプションがあるということになる」「我々にはセーフティネットがあるが、一番の目標は現在のペアを維持することだ」2019年にカルロス・サインツが、ダニエル・リカルドに代わってレッドブルに昇格した場合、トロ・ロッソで2015年と2016年の4戦でチームメイトだったマックス・フェルスタッペンと再び組むことになる。クリスチャン・ホーナーは、ダニエル・リカルドの次のキャリアの動きは重要なものであり、決断には時間がかかると理解を示しつつ、ポジティブな解決策が見つかることを期待している。「彼は28歳になるので、彼にとって次の動きは非常に重要なものとなる。もちろん、彼は自分にとって正しい決断をするために時間をかけることになるだろう」「彼はそれの意図を非常にはっきりとわかっており、私は彼とチームにいてほしいと話し合った」「あと6ヵ月はかかるかもしれないが、そういうものだ」
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