レッドブルは、エンジンサプライヤーであるルノーに予選Q3でのエンジンモードの改善を求めている。レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、レッドブルがライバルであるメルセデスやフェラーリに予選で匹敵できないのは、彼らには予選で生かせる優れたエンジンモードがあるからだと考えている。
新たな空力レギュレーションに手こずったレッドブルは、シーズン開幕時にはメルセデスとフェラーリに後れをとったが、シーズンが進むにつれて競争力をつけており、F1アゼルバイジャンGPでは今シーズン初勝利を達成。シャシー面では優れた前進を見せており、決勝ではメルセデスやフェラーリ勢にに挑戦できるようになっている。 レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、エンジンサプライヤーであるルノーが予選でより優れたパフォーマンスを引き出し、上位グリッドを獲得できるようにあれば、レッドブルは決勝でライバル勢に挑むことはできると考えているという。「レースコンディションでのマシンはどんどん強くなっており、ハンガリーでもかなり競争的にグランプリを戦うことができた」とクリスチャン・ホーナーはコメント。「もう少しエンジンパフォーマンスを見い出せればね。予選Q1とQ2でマックスは2番手に食い込んでいた。ただ、それをやるなら予選最後のセッションでやらなければならない。主なライバルたちと争うにはもう少し引き出す必要がある」先月、ルノーのシリル・アビテブールは、パワーユニットの大幅アップグレードは2018年まで導入しないことを明らかにしている。今季中にさらなるエンジン交換を予想しているかと問われたクリスチャン・ホーナーは「エンジンの投入に関してどう考えているかを理解したいなら、エンジンサプライヤーに聞くべきだろう」とコメント。 また、クリスチャン・ホーナーは、夏休み終了後にベルギーで行われる次戦でレッドブルにチャンスがあるかは確信がないと認める。スパ・フランコルシャンはロングストレートが特徴であり、エンジンパフォーマンスが物を言う。 「できれば、まずますのところにいたいと願っている。オーストリアはそれなりに競争力があったと思うし、特に日曜日は良かった。土曜日は少々苦戦している。土曜日に5番手や6番手に並び、日曜日にはもっと速さを発揮することは想像できる。スパについて言えることがあるとすれば、オーバーテイクする力はある」
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