レッドブルは、F1モナコGPにダブルディフューザーを投入してきた。ノン・ダブルディフューザーで、高い戦闘力をみせてきたレッドブル RB5についにダブルディフューザーが搭載された。プルロッド式のリアサスペンションを採用するRB5にダブルディフューザーを装着することは困難と思われていたが、エイドリアン・ニューウェイ率いるデザインチームは、短期間でそれを実現させてきた。
新しいディフューザーは、上部に新たな開口部が設けられ、2層化を実現させている。それに伴い、エンジンカバーなどのリアエンドの形状も変更されている。レッドブル ダブルディフューザー 画像 左が新ディフューザー、右が旧ディフューザーレッドブルが、ダブルディフュザーを投入したことで、グリッドでダブルディフューザーを搭載していないチームは、トロ・ロッソとBMWザウバーのみとなった。トロ・ロッソには、トルコGPで同じダブルディフューザーが届けられるとされており、BMWザウバーも同じくトルコGPでダブルディフューザーを投入するとみられている。関連:FIA、問題のディフューザーを合法と判断 - 2009年4月15日F1 ディフューザー問題 - 2009年4月12日
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