レッドブルは、セバスチャン・ベッテルが明確にチャンピオンシップ争いの1人となった場合、ベッテルを優先するかもしれない。今週末のモナコGPでは、ランキング首位をいくジェンソン・バトン(ブラウンGP)とともにセバスチャン・ベッテルが優勝候補として挙げられている。今シーズン、5戦を終えた時点で、ベッテルは1回の優勝を含む23ポイントを獲得。首位のバトンからは18ポイント差で3位につけており、チームメイトのマーク・ウェバーには7.5ポイント差をつけている。
「我々のドライバーのうち1人がチャンピオンシーップを争っていることが明確となった場合、我々はそのドライバーに集中しなければならないだろう」とレッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは語る。またクリスチャン・ホーナーは、マーク・ウェバーを“F1グリッドで最も過小評価されているドライバーの一人」とも付け加えた。しかし、クリスチャン・ホーナーは、ベッテルがウェバーよりも「信じられない速さにも関わらず、少ない燃料でとても経済的にドライブする」と評している。それでも、ホーナーはベッテルがモナコGPの優勝候補筆頭であることに確信を持っていない。「我々は高速コーナーでは良いが、モナコはブラウンGPのテリトリーになるだろう」開催日程:2009年 F1 モナコGP