レッドブルのヘルムート・マルコは、マックス・フェルスタッペンが来シーズンにフェラーリに移籍することは“できない”と主張している。父親であるヨス・フェルスタッペンは、今シーズンのレッドブルの競争力の低下を失望しているとされ、息子の将来についてフェラーリに探りを入れているとされている。
レッドブルとマックス・フェルスタッペンとの間にはパフォーマンス条項があり、2018年末に契約が期限を迎えるより前にチームを去ることができると推測されてきた。しかし、ヘルムート・マルコは「様々な噂に反し、フェルスタッペンの契約にパフォーマンス状況はない」と Motorsport- Total にコメント。「我々が彼を解放しなければ、彼はフェラーリに移籍することはできない」マックス・フェルスタッペンが、2018年に赤いレーシングスーツを着ていることはないかもしれないが、2018年以降のフェラーリの獲得リストに高い位置にマックス・フェルスタッペンがいるのは疑いのないことだろう。また、それには現在のドライバーであるセバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンの将来にも依存してくる。フェラーリ専門ジャーナリストとして知られるレオ・トゥッリーニは、セバスチャン・ベッテルは、2018年にメルセデスに移籍することに“事前合意”していると伝えている。「バルセロナのプレシーズンテスト中、ニキ・ラウダはここだけの話として来シーズンにむけてベッテルがメルセデスと事前合意していると友人に明かしていた」だが、今年フェラーリは競争力を取り戻しており、事前合意はあまり重要ではなくなってきたかもしれない。一方のキミ・ライコネンは来季もフェラーリに残留する可能性はあるが、2018年以降もチームに残っている可能性は低い。元F1ドライバーのジョニー・ハーバートは「レッドブルが改善しない場合、マックスと彼の父ヨスは周りに目を向けると確信している」と Sky Sport にコメント。「彼らはタイトルを獲得できるポテンシャルがあるかどうかを示さなければならない。彼らが契約にパフォーマンス条項を持ち込んでいないとしたら驚きだ。たとえ、彼らが非常に長い契約書を書いていたとしてもね」
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