レッドブルは、アブダビのヤス・マリーナ・サーキットで3日間にわたる2017年F1タイヤのテストを完了。リザーブドライバーを務めるピエール・ガスリーが、ピレリの最新のスリックタイヤで277周を走破した。テストは3日間ともに好天に恵まれ、ピエール・ガスリーは、2017年のダウンフォースレベルをシミュレートした2015年マシンのRB11で初日に81周、2日目に103周、最終日に93周を走り込んだ。
アブダビの温暖な気候は、今週前半に実施されたメルセデスのテストとは対照的なものとなった。バルセロナでテストを行ったメルセデスは2日ともに雨と低い気温に見舞われ、パスカル・ウェーレインとニコ・ロズベルグの二人は合計で91周の走行に留まっている。ピレリは、大幅なボディーワークとタイヤ変更が導入される2017年のプレシーズンテストを確実なものとするために温暖なバーレーンでの実施を希望しているが、数チームがコスト増を理由に反対している。2017年のF1タイヤは、フロント幅が245mmから305mm、リア幅が325mmから405mmに拡大。フェラーリ、メルセデス、レッドブルの3チームがピレリのテストに協力している。
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