レッドブルは、今週末のF1イタリアGPにむけてダニエル・リカルドとダニール・クビアトに合計40グリッド降格にあたるパワーユニットの交換を行った。レッドブルは、モンツァ・サーキットの特性にパッケージが合わないと考えており、いくつかのエンジンパーツを交換し、ペナルティを受けることを選択した。ダニエル・リカルドは、6基目のICE(内燃機関)で10グリッド、5基目のターボチャージャー、5基目のMGU-H、5基目のMGU-Kで15グリッドとなり合計25グリッドの降格。
ダニール・クビアトは、6基目のICEと5基目のターボチャージャーで15グリッド降格となる。今週末のF1イタリアGPでは、現在、フェルナンド・アロンソとジェンソン・バトン(マクラーレン・ホンダ)、カルロス・サインツ(トロ・ロッソ)がICE交換による10グリッド降格が決定している。現在の規約では、エンジン降格の降格ペナルティは最大でも最後尾スタートとなるため、レッドブルは、先週末のマクラーレン・ホンダが実施した2度のエンジン交換を含めたさらなるパワーユニットのパーツ交換を決断するかもしれない。