レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、最近F1に導入されたコスト削減が、レッドブルが順位を上げるのに役立つと考えている。レッドブル・レーシングは、オーナーであるディートリッヒ・マテシッツから十分な資金を提供されているが、ホーナーは開発リソースに関しては自動車メーカーのライバルに比べると不利だと考えている。しかし、ホーナーは、先月FOTAとFIAが同意した風洞の使用制限などのコスト削減が、レッドブル・レーシングのようなチームに競争力のバランスで有利に変化することを期待している。
「レッドブル・レーシングのような独立チームにとって、この規約はより公平な競争の場を作り出す」「制限が実施されれば、ほとんどが同じツールを使うことになる」「我々が独立チームであることは簡単に見過ごされてしまう。スタッフの実力は高いし、インフラも非常に強力だ。しかし、非ワークスチームは、自動車メーカーのような研究、開発、分析が足りない。レギュレーションが変わると、それが無関係になる」「レギュレーション変更はチャンスを作り出す。我々は2009年、上位で戦うことを目指している」ホーナーは、これまでの冬期テストでの進歩に満足しており、2月9日にヘレスでRB5を初テストするのを楽しみにしていると語る。これまでのテストでは、レッドブルは他チームほど多くの2009年用空力学的開発パーツを試さなかったが、ホーナーはセバスチャン・ベッテルに走行時間を与え、新しいブリヂストンのスリックタイヤの理解を深めることを優先したので、失敗したわけではないと考えている。「非常に特別な計画を実施した。学んだことには満足している。主にタイヤ評価に集中し、内容には満足している」「セバスチャンは非常に早くチームになじんだ。彼は2008年の初めと9月に走っている。冬期テストプログラムにはとても満足しているので、新しいマシンを楽しみにしている」
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