レッドブルは、エンジン供給元のルノーに“改善するか、厄介払いするか”だと最後通告した。冬季テストでの非常事態からは抜け出たレッドブルだが、ヘルムート・マルコは、ルノーがレッドブルのマシンに留まることを望むのであれば、まだまだ先は長いと主張。実際、ヘルムート・マルコは、ルノーのヴィリーの本部にレッドブルとトロ・ロッソのエンジニアからなる“危機チーム”を設置したことを明らかにしている。
だが、ヘルムート・マルコは、もはや辛抱は尽きてきていると Bild に述べた。「2〜3ヶ月で目立った改善が見られない場合は、代替案について話をするのは確実だ」とヘルムート・マルコはコメント。そのときまでに、レッドブルは上位にトラブルが起こることを願いながら、クルマの変更で80馬力の不足を補填することに取り組んでいくとヘルムート・マルコは述べた。「我々はエンジンにさらなる馬力を加えることはできない。だが、我々はロズベルグとハミルトンの間にトラブルが発生して、彼らを抜くことを期待できる」とヘルムート・マルコは、メルセデス内でのニコ・ロズベルグとルイス・ハミルトンのチームメイトバトルに言及したメルセデスのトト・ヴォルフは、問題のポテンシャルがあることを認識していると認める。トト・ヴォルフは、ドライバーの関係が崩壊する可能性について「我々はそのようなことについてを議論し、シナリオやシチュエーションを議論することに相当な時間を費やしている」とコメント。「それがメルセデスだ。それが最初にくるチームだ。だが、いつかその状況はつまらない話になるだろう」「違いを生じているのは、スタッフが長い間お互いを知り、それぞれフェアな関係を築いているからだ」「だが、彼れがあまり競争的ではなく、彼らが得られる全てのアドバンテージを利用しようとしないという意味ではない」
全文を読む